相続のキホン用語
大切なご家族が亡くなると、その方の財産を残された家族が相続します。
その際にかかる税金を「相続税」といいますが、申告に関わる中で様々な用語が出てきます。
これから相続税の申告をする方、事前に生前贈与や相続対策を考えている方もいるかと思いますので、少しでもそういった方々へお役に立てれば幸いです。
相続キホン用語一覧
| 被相続人 | 亡くなった方 |
| 相続人 | 相続により財産を承継した人 |
| 法定相続人 | 民法で定められた相続人（配偶者と血族） |
| 遺産総額 | 相続する財産の総額（負債や売掛金等も含む） |
| 法定相続分 | 法律で定められた法定相続人の遺産の取り分。遺産分割の目安となる割合。 |
| 相続放棄 | 相続人が被相続人の権利や義務を一切受け継がないこと。 |
| 遺産分割 | 遺言がない場合に、相続人全員で話し合い遺産を分配すること。 |
| 遺産分割協議 | 遺産の分割方法を相続人全員で協議すること。 |
| 遺産分割協議書 | 相続人全員で遺産分割協議をした結果、その内容を書式にまとめたもの。 |
| 相続税 | 被相続人(亡くなった人)から遺産を相続で受け継いだ場合や、遺言によって遺産を受け継いだ場合に、遺産の金額が大きいとかかる税金のこと。基礎控除額を超える場合は亡くなったのを知って10カ月以内に申告をする必要がある。 基礎控除額：3,000万円＋(600万円×法定相続人の数) |
| 生前贈与 | 生前に贈与を行うこと。活かし方によっては相続対策になり得る。 贈与税の基礎控除額：暦年贈与の場合1人当たり年間110万円 |
| 事業承継税制 | 後継者が非上場会社の株式等（法人の場合）・事業用資産（個人事業者の場合）を先代経営者等から贈与・相続により取得した際、経営承継円滑化法による都道府県知事の認定を受けると、贈与税・相続税の納税が猶予又は免除される制度。 |
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